Firebase hostingが大変よい

最終更新:2017年09月29日(Fri) 14:57:05

このページの静的ファイルはFirebase hostingで配布している。
これまではAWSのS3のホスティングを利用してきたのだけど、Firebase hostingは非常に良かった。

独自ドメインでSSL対応

なんといってもこれに尽きる。
クラウド上で安価に静的ファイルをホスティングするにはAWSのS3を使ったり、
GoogleのCloud storageを使ったりする手段があるけど、単体では独自ドメインのSSLには対応していない。
(各クラウドのCDNを利用すれば出来るはず)
Firebaseは単体でそのままHTTPSで配信できる。便利。

RewriteルールでSPAが楽

rewriteを設定ファイルに書けば、すべてのアクセスを同一のファイルで処理することができる。
これはSPAを書くときには重要なことなのだけど、すくなくともAWSではエラードキュメントにindex.html設定したり、
(でもこれだと404で返すのでそのルートを検索エンジンが収集してくれない)
CloudFront使ったときでもエラーコードをカスタムで200に書き換えたりとか、設定が煩雑になる。
Firebase hostingではワイルドカードで指定しておくだけで、常に同じファイルを200で返せる。

Deploy用のCLIツールがある

これもS3のときだけど、自分でバケット内を消してアップロードするコマンド書いたりしていたけど、
コマンドラインツールでいつでもアップロードできる。

そんなわけでFirebase hostingはいい感じだった。
ただ、アクセス集中したときの負荷がどうとか、コストパフォーマンスがどうとか
そのあたりの視点は全然持ってないので(個人的な文書管理システムなので)、
実運用で使うなら、そのあたりは各位確認されたし、という感じ。